ルームメイト [Book]
- 作者: 今邑 彩
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1997/08
- メディア: 新書
ある白人男性が殺された。
そして、ある女性も殺された。
その事件を追っていた男も殺された。
さて、犯人は、誰?
ビリーミシガンの多重人格者をもとにストーリーがなりたっている。
最後まで、犯人がわからなくて、どきどきしたなあ。
サッと読める推理小説って感じでした~
本気になればすべてが変わる [Book]
- 作者: 松岡 修造
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/03
- メディア: 単行本
生きる技術を磨く70のヒントの副題のほうが、この本の内容を的確に表しているかな。
生きていくために、色んな事があるけど、こんなことしていけば、結構調整しやすいかなとか
参考になった点があるので、それだけ、記載する。
*ほんとは、いっぱいいいことが書いてあったけど、これだけは、ってこと1つにしぼりました
1.ストレスとリカバリーのバランスシートを作る。
ちなみに、下記にかいたのは、本を読んで、私なりにアレンジ。
これが、プラスマイナス0になるように日々見直す。
なるほど!って思った。
これをすれば、ブレーキかけなきゃとか、休もうとかリズムを作るのにいいかも。
軽ーく、やってみようかなあ。ついつい私もオーバーワークになりがちだから^^;
これをみて、何が自分のストレスなのかを「見える化」して、今やることと先延ばしにすることを
わけること。そして、ストレス度が高かったら、1週間ぐらいかけて元に戻すこと。
【ストレス】
1.一日の仕事量(1時間1点) 2.1日の勉強量(1時間1点) 3.打合せ・出張などの前後のストレス
(強・普通・弱・なし 3・2・1・0点)
4.仕事全般のストレス(精神状態) 強・普通・弱・なし 3・2・1・0点
5.私生活のストレス(精神状態) 強・普通・弱・なし 3・2・1・0 点
6.ウェイトトレーニング、ストレッチの強度など 1時間1点
7.移動のストレス 1時間1点
8.仕事以外のストレス(家族との関係、友人関係など)強・普通・弱・なし 3・2・1・0 点
9.仕事の難易度(いやに思う度)
10.仕事の負荷・強度
【リカバリーチェック】
1.睡眠時間(1時間1点)
2.決まった時間に寝ているのか。(時間帯のずれが少ないほど良し)
3.動的静養(ウォーキング、サイクリングなど気持ちよくできる軽いスポーツ) 1時間1点
4.静的静養(読書、映画や音楽鑑賞)
5.リラクゼーションエクササイズ(ヨガ、ストレッチ)
6.食事回数
7.ダイエット(甘いもの、カフェインをとりすぎなかったか)
8.今日は楽しかったか(感情は安定していたか)
9.自由時間の量
10.おしゃべりの量
毛沢東のバレエダンサー MAO'S LAST DANCER [Book]
この本は、先日見た映画 小さな村の小さなダンサーの原作となった本です。
http://20050105.blog.so-net.ne.jp/2010-10-17-2
毛沢東の時代、第二次世界大戦後の混乱の後、文化大革命と名をうった共産主義の徹底化
知識人の排除、大量虐殺など、、色々と歴史の中で、意見が分かれる時
その中で、貧しい農村から、選ばれて、都会に出ていき、アメリカに亡命したダンサーの実話。
映画も良かったが、本のほうがさらに詳細に描かれていて、辛い中、リー・ツンシンを支えてくれていた「家族愛」や恩師からの言葉が何度も登場してくる。
人間を支え、強くしていくものというのは、やはり人間であり、
それをまた、阻害し、迫害を加えるのも人間である。
選べること、選べないこと、色々とあるが、暖かい心をうけて、強く育った人間は、
何にでもなれるのではないだろうかと思った。
本の中にあるツンシンが小さいころに友達のおもちゃを盗んでしまい、母と謝りに行った後に
貧しくてごめんねと謝る母。悔しい思いをさせてごめんねという母
その後の夕食の時に父がいう言葉
「我が家にはお金もないし、食べ物もない。服も買えないし、こんなぼろ屋に暮らしている。
だが、私たちには誇りがある。誇りは、人間にとって一番大切なものだ。
ご先祖様たちは、みんな苦しい生活を送ってきたが、リー一族は、つねに名誉を失うことはなかった。お前たち一人一人によく言っておきたいことがある。
生活がどんなに苦しくても人間としての誇りを失ってはいけないよ」
・・・・どんなに貧しくても、人のものを盗んだり、羨んだり、、、そんな人間にならず、誇りを持っていきる。文字が読めない、教育も満足に受けていない。そんな中でのこの父親の言葉は、
ものすごく、重たいものだなあと思った。
また、ツンシンが、11歳というまだまだ子供なのに、一人選ばれて、北京にいき、さみしい中辛い練習に耐えられたのも、
チンダオでの子供時代、食べ物すら満足にない中で、辛い労働を強いられる両親、
つぎつぎに飢え死にする人々、そんな人たちの姿を見て育ってきた。
そして、いつの日か、この深くて、暗い井戸のような厳しい現実から抜け出そうとひそかに考えていた。
家族を助けるためなら、自分の命を投げ出しても構わないとさえ思っていたが、本当に家族の力になれる自信はなかった。
・・・・食べ物もない、兄弟は、男ばかりの6人兄弟。子供を食べさせるだけでも大変なことだと思う。そして、冬は、暖房もない。石炭もろくにない。狭い部屋にみんなで一緒に寝る。。。交互に頭と足を置かないと寝れない狭さ。すごいなあ・・と思った。
その後、こうつづられている
「それでも希望は、心のどこかに潜んでいたのだろう。いつのまにか自分の中で希望の種は芽生え、育っていった。そこに秘められた強い力に支えられていたからこそ、いつかきっとすべてがうまく行くと信じることができたのだと思う。」
と。苦しいことを経験し、見てきた。だけど、「希望」を失ってない。なんだか、いいことだと思った。
自分も、こんなに苦しい大変をしてはいないが、病気の出口を見つけられる。そして、いつか変われるって信じているから。
不可能なことなど何もない。
彼はそう言っている。ダンサーになり、怪我も経験している。
そして、家族を残して、亡命も果たした。
西側の資本主義、東側の共産主義
どちらにもいいところと悪いところがあると思う。
徹底した共産主義の教育、、、
そう、教育というのは、恐ろしいものだと思いもしたが、人間は自分の頭で考えられる。
その中で、自分が正しいと思ったものをつかんで、いきていければいいのかと
思った。
いい本に巡り合えたなあ。。。
スープ・オペラ [Book]
裁判長!これで執行猶予は甘くないですか [Book]
2冊、続けて読みました。
映画化も決まっているようです。。
両方とも、裁判の傍聴についてのお話です。
大きなオウム裁判から、小さな万引きの裁判、恋愛沙汰などなど、、色々な裁判を
膨張された著者の北尾さんの感想が書いてあります。
びっくりしたのは、「傍聴マニア」と呼ばれる人たちがいること。
世間話のどろどろに足を突っ込むような感じがしますが、裁判って、もしかしたら
そういう泥臭くって、日常にありふれたことが、ひょんなきっかけから、「犯罪」などになって
裁判になるのかもしれないなあと
思った次第です。
「陪審員制度」が、始まって、まだ、呼ばれたことはないですが、
色んなタイプの裁判官、検事、弁護士、被告などがいて、人が人を裁くという難しい立場に
なったら、困るなあと・・・本を読んでつくづく思いました。
いやいや、、ほんと色んな人がいるんですね。。。
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東京島 [Book]
1Q84 BOOK1 [Book]
愛、深き淵より [Book]
ナース あおい [Book]
思考の整理学 [Book]
格安エアラインで世界一周 [Book]
インシテミル・遠まわりする雛 [Book]
方法序説 [Book]
悪人 [Book]
アルケミスト [Book]
アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)
- 作者: パウロ コエーリョ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1997/02
- メディア: 文庫
夢をおいかけて、旅をした少年のお話。
なんだか、とってもしっくりきて、
2度ほど読み直しました。
自然と言葉が体に入ってくる感じがします。
そうなんだよね・・って。
脳に悪い7つの習慣 [Book]
勝負脳の鍛え方の著者の本
http://20050105.blog.so-net.ne.jp/2009-09-07
去年、読んだ時に、思い切り、納得してしまったのですが。
今回、出張前の成田空港で、飛行機の中の暇つぶし用にと思って、購入。
勝負脳の鍛え方に通じている内容ですが、それが、さらに具体的にやりやすくなったかな。
脳は、気持ちや生活習慣で、その働きが良くも悪くもなる。
・・まさにその通り。
働きをよくするために。
この著者が、病院の緊急救命チームにいたときに
チームに課していたこと
「毎日、鏡の前で最高の笑顔を作ること」
「否定的な言葉を一切使わないこと。」
「チームの仲間の悪口を言ったり、いじわるをしないこと」
だそうです。
「疲れた」「難しい」「無理だ」
ということは、やめる。
あと、怒ってしまったら?
人間、自分の考えと違う考えにであったときに、とってしまう防衛本能。
違う考えに出会ったら、4日後に、もう一回考え直してみる。
その時にどう思ったのかをまとめておく。
など。。。
本を読んで、すぐ実践していること。
1.毎日鏡に向かって、笑顔を作っています。
(確かに、暗い気持ちは、吹っ飛びます。これも脳科学)
2.姿勢をよくしています。
(背筋が、弱いので、すぐに姿勢が悪くなるので、毎日、背筋の運動をしてます。そして、気がついたらできるだけ背筋をのばすようにしています)
3.怒ってしまいそうになったら、いったん忘れて、後で考えるようにしています。
(せんだって、2週間怒っていないと書きました。会社のメールをチェックしたら、あれ?
って思うメールがありました。今、それについて、どうしようか考えているところです。)
4.中途半端にしない。楽しみながら行う。
(英語の勉強。いやいややっていた感じがありました。もう一度、自分ができる程度の
簡単なものから、やっています。ちょっと不安な単語があったら、書いてみたり、調べてみたりして。
前よりも、中途半端度は、減ったかなっと思います。)
5.何にでも興味を持つ
(といっても、自分の興味なんて、ちょっとですけど。だけど、少し、興味を広げてみようかな
ってところです)
6.1冊の本を繰り返し読む
色んな本を読んで、まとめて、ブログに書いてますが、何度も何度も読んで、自分の実にしたいなあと
この本は、2回よみました。そして、3回目を読むところ。
ってところです。
過去は、変えられないけど、これからの私は、変えられる。
いつでも進歩していたいし、輝いていたいから。
本の影響を受けやすくってもいいかな(笑)と思ってます。
では、明日からうけるであろう仕事のストレスに弱いので、
今日は、これから会社に行ってきて、ちょっと片付けてきます。
Smile makes you happy
一勝九敗 [Book]
ザ・フォロワーシップ [Book]
ものづくり経営学 [Book]
とても広義にとらえていて、なかなか面白いと思う。
そのうえで、モジュラー型(組み合わせ)とインテグラル(すり合わせ)という分類。それらを踏まえての、国際的な場所でのやり方について、詳しく述べられていた。
そこで、自分が所属している「環境」でのモノづくりとはなんなのだろうか?
ポンプを作るわけでもない。
工場があるわけではない。
色々なものをインテグラル型のアーキテクチャを行い、
それをもとに、世の中の製品等を用いて、
モジュラー型のアーキテクチャを行っていく。
完成させるのは、建設現場である。
これらをスムーズに、
客先のニーズを取り入れて、
現場がうまくまわるように効率的に作業ができるのかを考えて、
仕事することが大切であること。
川上から川下までの一貫した作業が大切である。
にもかかわらず、会社の中では、この本で言うモノづくりの「一部」
しか重要視されていないがために起きている不具合が、
感じられた。
「一部」というのは、インテグラル(すり合わせ)型で、モノを考え、
プロセスの設計をするが、その後のモジュラー型(組み合わせ)の段階をへて、現実的なものに変換するときに起きている不具合(機械の選定ミス、図面の間違いによる不良品の発生が考えられる)。
そして、客先のニーズに沿った開発ができているのだろうか?という点がある。
自分たちの自己満足による設計になってないだろうか?
どんなものを求めているのかもう一度考える必要がある。
また、最終的に製品が完成する建設現場での工程が減らせて、
適切な人員配置をするためには、何が必要なのか、部門を越えて、話してみるのは、どうなのだろうか?
リーダーシップ論 [Book]
リーダーシップ論―いま何をすべきか (ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス経営論集)
- 作者: ジョン・P. コッター
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 1999/12
- メディア: 単行本
- マネジメントとはどういうことを行う業務なのかということ、
- Leaderの役割、そして、改革の仕方について、今何をすべきかについて、
- かなり分かりやすく書いてある本だと思った。
- 1.マネジメントの役割
- 計画立案と予算策定、組織化と人材配置である。
- コントロールと問題解決方法 ・・・報告書、ミーティングによるインフォーマル・フォーマルな量メインから計画と実績を綿密に調べ両者のギャップに目を光らせる。
- 2.リーダシップに必要なこと。
- メンバーの動機づけと啓発。価値観や感性にうったえかけ、皆を正しい方向へ導く。
- リーダーの腕とは、信頼を得られるか?
- 伝えようとする内容を信じてもらえるか?
- 実績、誠実さ、信頼性についての評判はどうか?
- 言行が一致しているか?
- コントロールすることではない。
- 人々のうちなるエネルギーを燃え立たせ、達成感・帰属感・認められたいという
- 気持ち・自尊心・自分の人生を自分で切り開いているという
- 実感・理想に従って生きているという思い
- ・人間としての基本的な欲求を満足させることである。
- 3.マネジメントとは他者に依存している。
- それは、フォーマルな権限が及ばない人々も含めてである。
- 説得だけで、相手を動かそうとしてもうまくいかない。
- 他者への依存関係をうまく利用しているマネージャーは、
- 他者に依存している自分を十分に認識し、不必要な依存関係は排除するか避けて、
- 行使できるパワーを確立している。
- 有能なマネージャーは、そのパワーを行使して、
- 計画立案、組織化、人員配置、予算作成、評価を行う。
- 依存関係の中で、パワーを行使するには?・・・
- 恩義を感じさせる。ある分野の専門家としての評判を高めること、
- 本人やその考え方と一体感を感じるようにすること、
- 人々から尊敬されるようにふるまおうとする、勤めて部下の前に姿を見せるようにして、
- 組織の目標、価値観、理念について語ること、
- マネージャーに依存していることを自覚させる。
- 4.上司をマネジメントする
- 部下の立場からだと、「上司というものは部下がどんな情報や助けを必要としているのか、
- 魔術師のごとく見通し、与えてくれるものだ」
- と考えている。
- これが、幻想である。
- という概念をはっきりうたっている。
- 会社を悪くしているのは、各個人であることをこの言葉から、読み取れる。
- マネジメント層でなくても、このように考える必要があると思った。
- 相手(上司も人間)と自分について、十分理解すること。
- とくにそれぞれの強み、弱み、仕事のスタイルおよび
- ニーズを理解することが大切である。
- 健全な仕事上の関係築き、マネジメントすること。
- 上司にとっての組織上及び個人的目標は何か、
- 上司の感じているプレッシャーは何か、特異なものは何か、
- 弱点は何か、どのような仕事のスタイルを好むのか、
- 情報収集の方法は?
- メモ?正式会議?電話?
- 対立によって、力を発揮するのか?
- あるいは衝突を最小限に抑えようとするのか?
- 自分のニーズ、強み、弱み、スタイルをよく把握しておくこと、
- 5.変革のプロセスの8段階
- 会社を変革するのに必要なプロセスが下記8段階であること。
- 1) 緊急課題であるという認識75%以上が、これまでどおりにビジネスを進めていては
- 絶対にだめだと本気で考えている必要がある。
- 成功のためには、
- 「自社の競合状態、市場シェア、技術のトレンド、財務状態などを徹底的に検討すること」
- こうした情報、とくに直面する危機、
- あるいは、タイムリーで大きなビジネスチャンスなどについて、
- 広くかつ効果的に社内に伝達する方法を編み出すこと。
- そして、これを率直に議論できるようにすること。
- 2) 推進チームの指導力不足
- 自分たちの会社の問題点、ビジネスチャンスについての共通認識、
- 必要最低限の信頼関係とコミュニケーションを築き上げる。
- スタッフ部門からリーダがでても、該当する部門からリーダが出ない限り、
- グループが必要な威力を発揮することができない。
- 3) ビジョンの欠落
- 5分以内で、ビジョンをほかの人に説明できない、
- あるいは相手から理解と関心をすメス反応が得られないのであれば、問題である。
- 4) 社内コミュニケーションが絶対的に不足
- 変革ビジョンを作成したものの、たった一度説明会を開くだけ、
- あるいはたった一通の文書を配布するだけで、その内容を社員に伝えたとしてしまうこと。
- これは、社内コミュニケーション全体からみれば、
- ほんの0.0001%だけしか時間を費やしていない。
- 何人かの有力役員が、新しいビジョンとは正反対の態度をとり続けている。
- 5) ビジョン実現の障害を放置
- 重要な障害は、立ち向かい取り除く必要があり
- 6) 計画的な短期的成果の欠如
- 確信ができるような証拠を1,2年の間に目にすることができなければ、
- ほとんどの人は、遠い道のりを歩き続けようとはしない。
- 短期的に成果を求めることにより、緊急課題であることを認識し、
- ビジョンに磨きをかけるち密な努力を後押しする。
- 7) 早すぎる勝利宣言
- さまざまな変化が企業文化に深く根付くには、5年~10年は必要。
- 8) 変革の成果が浸透不足
- なぜ業績が向上したかを話し合った。社内報で、変革によってどのように
- 収益が改善したかを繰り返し報じた。
- 次世代の経営陣に新しい考え方がしっかり身に着くよう十分な時間をかけることである。
自分の小さな「箱」から脱出する方法 [Book]
イノベータズジレンマ [Book]
イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)
- 作者: クレイトン・クリステンセン
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2001/07
- メディア: 単行本
とても面白い本でした。
お勧めします。
この本は、冒頭に取り上げているように、業界をリードしていた企業がある種の
市場や技術の変化に直面した時に、はからずもその地位を守ることに失敗する話である。
どこにでもある企業ではなく、優良企業の話である。
多くの経営者が尊敬して、手本にしようとし、革新と実行力で知られているような企業である。
とある。
特に、市場の需要(ローエンドで求められる性能)の時間による進歩のカーブ と
市場のハイエンドで求められる性能(持続的技術による進歩)のカーブがある。
失敗してしまうのは、企業が競争相手より優れた製品を供給し、価格と利益率を高めようと努力すると
市場を追い抜いてしまうことがある。
つまり、
顧客が必要とする以上の、ひいては、顧客が対価を支払おうとするもの以上を提供してしまう。
1.存在しない市場は、分析できない。
2.組織の能力は、無能力の決定的要因となる。
組織が手持ちのプロセスや価値基準では、新しい問題にうまく対処できない場合がある。
このため、新しいことをやろうとした時に、既存の組織とは全く別な組織にする必要がある。
3.企業は、顧客と投資家に資源を依存している。
新しい技術には、顧客がいないまたは、違う顧客がいる。つまり、現状成功している顧客や投資家の
求めるものを追及しても、新しい技術は、適用できない可能性があるのだ。
4.小規模な市場では大企業の成長ニーズを解決できない
このため、小さな市場には、小規模な組織で、対応する、
5.技術の供給は、市場の需要と等しいとは限らない。
経営戦略を問い直す [Book]
戦略とは?「立地」「構え」「均整」を考えたものである。
企業の
1) 立地=どこで、何業を、どんな分野で、どんな強みを持って、だれを相手に、
2) 構え=どれだけの規模にするのか、出店密度は?作業スペース?工場を持つのか?
3) 垂直統合=川上、川下に活動の範囲を広げ、付加価値を内部に取り込む
4) シナジー =次元の多角化の程度、(その分野にとことん突っ込んではいっていくのか?)ニーズの追及か?シーズ(可能なこと)の追及か?
5) 地域展開=海外?国内?北米?アジア?どこに資本を投下するのか?
6) 均整=ボトルネックは、何となるのか?
応援団に徹するのが、日本型経営
経営者の思い描いた形になりつつも社員は、自分たちでそれをやったと信じているのが良い会社。
戦略は、人に宿るもの。
本質的に不確定な未来に立ち向かうための方策
次々と判断を求められ、飛んでくる玉に対応しなければならない
戦略は、刻々と形成されるものである。
観と経験と度胸
観とは?・・・世界観、歴史観、人間観、事業観 →視野の広さが大切見えない未来に向かって、時代をよみ、世界の動向をとらえて、技術と市場を予見し、大きな投資判断をすること。
世界経済史を読むこと。そのあとアメリカ経済史を読むこと
経験とは、手口。仕事を経験して、(辛い仕事をたくさんやることが、自分の経験につながる)
度胸の本質は、自信であり、自信をささえているのは観と経験である
人選
経営者を育てないと、企業が育たない
人を見るには?
パーソナリティ(性格、人柄)
キャラクター(品性、人格)
テンパラメント(気質、感受性)→何を楽観し、何を悲観するのか。
実績で経営者を選んではいけない
自立するには?
何か面白くないことにぶつかったときに、疑念、反感、不満といった感情エネルギーを
どう変えるかということである。
一人になり、とことん無になること。
チェンジリーダーの条件 [Book]
チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ! (はじめて読むドラッカー (マネジメント編))
- 作者: P・F. ドラッカー
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2000/09
- メディア: 単行本
過1過去100年での教育水準の爆発的な上昇と大量の知識を
<勝負脳>の鍛え方 [Book]
この本を読んで、思い切り、納得してしまった。
そっかと。
何に対して、そう思ったかというと、
「心」を使えば記憶は強くなる
記憶とは実に頼りないもの。さらに人間には
自己保存の本能が働くため自分の都合の良い方向に解釈して記憶すること。
だから、自分の記憶が常に正しいとは決して思わないこと。
これを理解していると、人の意見を客観的に聞き分ける力がついていきます。
モジュラー神経群
1.学習する、覚える
2.感動する
3.意欲を高める
4.好きになる
5.感情を込める
6.香りをかぐ
7.よく考える
と心を生み出すこの7つの項目を実行することで
学んだことが強化されることだというこおt
記憶と心を連動させること
具体的には、常に気持ちを込めてやることを日常化し、意欲と集中力を高め、
感動や楽しむ心を大切にすることが必要。
それから
脳の疲労をとるためには
楽しい会話をすること
好きな香りをかいだりすること
だから、脳の疲労がとれる
なるほど・・・
悼む人 [Book]
こころを変えるNLP [Book]
こころを変えるNLP―神経言語プログラミング基本テクニックの実践
- 作者: スティーヴ アンドレアス
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2007/01
- メディア: 単行本
なるほど。。
自分の心をこうやってコントロールするのかと
その方法が書いてあった本です。
実際に、こういうことやっているところにいって、私をかえてきたいなあと
思います。
でも、扱い方次第では、ちょっと怖いですねどね。。
仕事は楽しいかね? [Book]
どうしたらよりよくできるだろうか?の問いかけから始める
どうしたらより素晴らしいものにできるだろうか?
を問いかけること。
他人を助けようと考えること
偉大な社員になれ
偉大な社員とは、待っていないでとにかく実行する人間、周りのレベルを引き上げる人間になる
覚悟がいる。
・・・会社の宝か・・・・
それよりも、きらきら輝いて仕事がしたい。
わくわくするように。
ブログで疲れたとばかりいっているけど、
この仕事、楽しい。
常により良い仕事をしてみようと思うお客に自分も最高の仕事をしてやりたいと
思うのさ。
うん。常に情熱をもって、
よりよくすることを考えていきたいな
猫を抱いて象と泳ぐ [Book]
ビジネス書以外で、久々に、
この物語は、リトル・アリョーヒョンという人のお話です。(あくまでも物語で、実話ではないですから)
チェスという世界で、それも人形を操って、自分というものを表に出さないで
生きた人
デパートの屋上から、大きくなりすぎて、降りられず生涯をすごした象のお話
両親がいないで、唇がくっついて産まれてきたためにうまれてすぐに手術をして
唇を2つにした主人公が、その見た目のためにみんなからいじめられたこと
彼をわかってくれたおじいちゃんとおばあちゃん
こんな一文が
「おばあちゃん、どうして僕の唇を引き剥がしたの?」
「そりゃ、息ができないからだよ」
「息は鼻からでも吸えるよ」
「じゃあ、おっぱいはどうやって飲むんだい?」
「だったら、神様は、どうして僕をおっぱいも飲めないような人間に作ったの?」
「神様だって、時には、まあ、あわてることもあるんだよ。きっとほかの所に特別手をかけてくださって、それで最後、唇を切り離すのが間に合わなくなったんじゃないだろうか?」
「他の所って?」
「普通の人にはない特別な仕掛けさ」
それを見つけ出して生かすのは、神様じゃない。お前だよ。神様のお考えを表せるのは、
人間なんだ。
きっと素晴らしい仕掛けに違いない。おじいちゃんに似て手先が器用なのか、それともかけっこ、
歌、計算、絵が一番か。
ああ、お前が大きくなるのがおばあちゃんは楽しみでならないよ」
とのシーン。
人間には、誰にでも、特別な仕掛けがあるようなそんな気がしました。
彼はそのあと、チェスを習い、日陰の存在でしたが、とても素敵なチェス師となりましたが、
それぞれ、コンプレックスというものを持っていたとしても
自分だけの持っている特別な仕掛けを自分で開花させること
それが大切なんだと
いっているようなそんなお話でした。
久々に心がじわーっとあったかくなりました。