Dobro! [ - Croatia]
昔々、バックパッカーをやっていたころいったクロアチア
私にとって、懐かしの思い出深い海です。
・・・昔を思い出して、旅の記憶を・・・
大学生の1年の最初の春休み。
探検部だった私は、東側といわれるあまり発展していない方のヨーロッパへ
旅行に行くことにしました。
旅行資金は、成人式で着物をいらないっていって、代わりに親からもらった40万円。
これで、60日間、ヨーロッパを回る旅をしました。
チケット代、宿代、移動、食事、おみやげ何から何までをこれを元手に
旅をしました。
一応、探検部の活動としていくので、大まかな日程表を書き、ビザが事前に必要なのか調べて、
大使館にお正月休みに実家に帰った時に、いって、直に取りに行ったり
色んな準備をしていきました。
宿は、ツーリストがあるからということで、日本での予約は全くせずに、
大学の講義の英語とドイツ語だけ、一生懸命出席して、いきました。
ヨーロッパの石畳に持っていった大きなスーツケースは、邪魔だし、移動しにくく、
最初に到着したポーランドで、3日目には、郵便局から日本へ送り返しました。
両親いわく、「ずいぶん大きなお土産が来た」と思ったら、空っぽのスーツケースで
びっくりしたようです。
身軽に、ちっちゃなカバンとずた袋1つになった私は、自由自在に色んな国を旅行しました。
重たい荷物がある時は、駅のロッカーに預けて。
洗濯は、毎日。自分でしました。着ているもの含めて
3日分の着替えしか持っていかなかったので(笑)
そして、この写真の国、クロアチアは、旅の最後のほうにいった国でした。
ドブロ!というのは、きれいだよとかgoodとかそういう意味だよって教えてもらって、
そんな名前の付いたドブロブニクに行きました。
バスでの移動、
ここにつくまでに、変な人に嫌がらせをされて、警察に電車の中同行してもらったり、
バスを降りたら、
「10$、10$」と民宿のおばさんたちの掛け声につられ、
宿も予約して行かなかったので、そのうちの一人のところに
泊まりました。
ちょうどラマダン中だったようで、変なお土産屋に声をかけられたりしましたが、
街並みのきれいさは、本当にすばらしかったです。
なぜ、写真が残っていないのか残念です。
そして、1泊した後、この海岸にいったら、
あまりにも海がきれいで、人が誰もいないのをいいことに
水着を持ってなかったので、下着になって泳ぎました。
ほんと、春の海でしたが、気持ちがよかったのを思い出します。
・・・・
この写真は、先日父親がクロアチアに行って来た時に、携帯から送ってくれた
写真です。
場所は書いてなかったけど、ああ、ここだって思いました。
記憶のカメラの中の写真は、色あせることなく
私の心に焼き付いています。