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経営戦略を問い直す [Book]

経営戦略を問いなおす (ちくま新書)

経営戦略を問いなおす (ちくま新書)

  • 作者: 三品 和広
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2006/09
  • メディア: 新書
薄い本なので、わりとあっという間に読むことができました。
なるほど・・・
自分の考える事業にあてはめてみると
難しいです・・・

戦略とは?「立地」「構え」「均整」を考えたものである。

企業の

1)      立地=どこで、何業を、どんな分野で、どんな強みを持って、だれを相手に、

2)      構え=どれだけの規模にするのか、出店密度は?作業スペース?工場を持つのか?

3)      垂直統合=川上、川下に活動の範囲を広げ、付加価値を内部に取り込む

4)      シナジー =次元の多角化の程度、(その分野にとことん突っ込んではいっていくのか?)ニーズの追及か?シーズ(可能なこと)の追及か?

5)      地域展開=海外?国内?北米?アジア?どこに資本を投下するのか?

6)      均整=ボトルネックは、何となるのか?

応援団に徹するのが、日本型経営

 

経営者の思い描いた形になりつつも社員は、自分たちでそれをやったと信じているのが良い会社。

 

戦略は、人に宿るもの。

本質的に不確定な未来に立ち向かうための方策

次々と判断を求められ、飛んでくる玉に対応しなければならない

戦略は、刻々と形成されるものである。

観と経験と度胸

観とは?・・・世界観、歴史観、人間観、事業観 →視野の広さが大切見えない未来に向かって、時代をよみ、世界の動向をとらえて、技術と市場を予見し、大きな投資判断をすること。

世界経済史を読むこと。そのあとアメリカ経済史を読むこと

経験とは、手口。仕事を経験して、(辛い仕事をたくさんやることが、自分の経験につながる)

 

度胸の本質は、自信であり、自信をささえているのは観と経験である

人選

経営者を育てないと、企業が育たない

人を見るには?

パーソナリティ(性格、人柄)

キャラクター(品性、人格)

テンパラメント(気質、感受性)→何を楽観し、何を悲観するのか。

実績で経営者を選んではいけない

自立するには?

何か面白くないことにぶつかったときに、疑念、反感、不満といった感情エネルギーを

どう変えるかということである。

一人になり、とことん無になること。


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コメント 2

夢之介

たいしたもんや。
それだけ分析できたら
やっていけるよ。
「無」になること、これがやたら難しい。
僕は早朝祈って瞑想してる。
自分流の「無」を捕まえてね。
by 夢之介 (2009-10-18 15:42) 

あーちゃ

>夢之介さん

ほんとですね。
自分流の無
いつか捕まえます。

by あーちゃ (2009-10-18 21:31) 

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