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ものづくり経営学 [Book]

ものづくり経営学―製造業を超える生産思想 (光文社新書)

ものづくり経営学―製造業を超える生産思想 (光文社新書)

  • 作者: 藤本 隆宏
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 新書
「ものづくり」ということをサービス業までをモノづくりといったりして、

とても広義にとらえていて、なかなか面白いと思う。

そのうえで、モジュラー型(組み合わせ)とインテグラル(すり合わせ)という分類。それらを踏まえての、国際的な場所でのやり方について、詳しく述べられていた。

そこで、自分が所属している「環境」でのモノづくりとはなんなのだろうか?

ポンプを作るわけでもない。

工場があるわけではない。

色々なものをインテグラル型のアーキテクチャを行い、

それをもとに、世の中の製品等を用いて、

モジュラー型のアーキテクチャを行っていく。

完成させるのは、建設現場である。

これらをスムーズに、

客先のニーズを取り入れて、

現場がうまくまわるように効率的に作業ができるのかを考えて、

仕事することが大切であること。

川上から川下までの一貫した作業が大切である。

にもかかわらず、会社の中では、この本で言うモノづくりの「一部」

しか重要視されていないがために起きている不具合が、

感じられた。

「一部」というのは、インテグラル(すり合わせ)型で、モノを考え、

プロセスの設計をするが、その後のモジュラー型(組み合わせ)の段階をへて、現実的なものに変換するときに起きている不具合(機械の選定ミス、図面の間違いによる不良品の発生が考えられる)。

そして、客先のニーズに沿った開発ができているのだろうか?という点がある。

自分たちの自己満足による設計になってないだろうか?

どんなものを求めているのかもう一度考える必要がある。

また、最終的に製品が完成する建設現場での工程が減らせて、

適切な人員配置をするためには、何が必要なのか、部門を越えて、話してみるのは、どうなのだろうか?


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