スープ・オペラ [Book]
ゴッホ展と新国立美術館 [Art]
六本木ヒルズから、新国立美術館に向かう途中にあるシンガポールレストラン
「肉骨茶」の文字に引かれる。そうそう、マレーシアでお昼によく食べたバクテー
現場で、金曜日のお昼は、これ!って感じ。
支店に行った時も初日のお昼は、これ!って感じで食べていたおいしいバクテー
が日本で食べられるなんて~
って横眼でみながら、後でHPをチェック
http://www.golden-dining.com/singapura.html
ランチにバクテーもあるし、なかなかおいしそう。
チキンライスもあるし♫
今度行ってみようっと☆
リサーチ大事です!
六本木ヒルズのタワーを横目に新国立美術館までGOです。
なかなかこのあたりは風情があって好きです。
近道を知らずに大きな幹線道路沿いを歩いて行って着きました。
アートだなあ~
なんだか、この建物をみるだけでも満足しちゃいそうです。
チケットは外で買います。そんなに並んでなくて、よかった。
前回行ったネイチャーセンス展
http://20050105.blog.so-net.ne.jp/2010-10-04
この半券があれば、割引を受けられるとのことで、出してみたら、
100円引きでした^^
前売りは、1300円、当日券は、1500円。
なので、まあまあなのかな?
前売りを持っていたら、1200円だったのかなあ?
まあ、それは、大したことないし(とかいって100円を気にする私)
水筒を持ってきているので、ジュースを買う必要はありません^^V
早速中に入ってみると
おしゃれ~
気分が盛り上がりますね。
素敵な美術館です。
荷物をロッカーに預けてっと。
だんだんと通な人になってきそうです。
が、またしてもお財布まで預けてしまいました。
最後には、お土産コーナーがたいていあるので、お財布は、持って行ったほうがいいです。
次回は、そうしよう!
で、わくわくしながら、チケットを握りしめて、ゴッホ展へ。。
(やっと本題?)
「生きることは描くこと」
ゴッホといえば、バブルのころに日本人が落札したという「ひまわり」やピストル自殺をしたとか
耳を自分で切り落としたとか、、色々なことがささやかれておりますが、
なかなか勉強家だった模様です。詳細は、wikipedia参照下さい。
オランダ生まれというのは、知りませんでした。
オランダのズンデルト出身とのことで、地図を載せましたが、この地図でいう南の方のディルブルクとかそっちの下の方の模様ですね。
父親と同じ牧師になろうとしたが、なれず、その後画家を目指す。
きちんと習っていないからといって、色々な手法を学ぶために、たっくさんの絵をかいてます。
初期の作品と晩年の作品が入口に対比させるように飾ってありますが、
歴善の差ですね。
独自の画風っていうのも、まずは、基礎があってこそなのかと思いました。
まだ、初期のころの作品ですが、忠実に再現されていてこれもいいなあ
ゴッホが模写したというものの複製が置いてあったり、他の作者の絵画の
展示もあり、同じものを描いていても違う絵になるんだなあと感心しながら・・・
その後
すごく表情をとらえてますよね。
ジャガイモを食べる農夫たち
これは、白黒のしか展示がありませんでしたが、貧しい農家の人の食卓を描いた作品
農夫たちの農作業の様子の作品も多数展示されてましたが、ネットから探し出せず。。。
残念です。
が、有名なこの絵は、ありました。
ゴッホがフランスのアルルに拠点を移して、芸術家たちの家を作ろうということで、
住んだ黄色い家。
戦災のため今はありませんが、3次元CGで再現されてました。今は、すごいですね^^;
黄色い家 ゴッホの部屋は、手前の建物の2Fの右から2番目です。
1Fは、アトリエ。
有名なアルルの寝室
です。ちょっとネットから持ってきているので、色彩がちょっといまいちですね。
でもこの絵は、ゴッホがとっても気にいっていて、複製画を2枚ほど書いています。
それぞれ微妙に壁にかけている絵が違ったりしているそうです。
たまねぎ です。
わざと人物をかかず、椅子に座る人を想像するようにと書かれたゴーギャンの椅子
2人の芸術に対する意識の差から、耳を切り落として、共同生活は、終わってしまいますが、
その後も文通を続けて、美術論を展開するあたり、かっこいいですね。
大人の付き合いを感じます。
今、そこまで情熱を真摯にうけとめて、暮らしている、人と対峙している人は、生きていけるよなんでしょうか。
蟹の絵。なんだか、好きでした。
有名な「アイリス」ですよね。
花の美しさ、はかなさがよく表現されていますよね。
アルルは、地中海に面したいいところ。場所は、
こんな感じです。
心が穏やかになりそうな街ですね~
いってみたいなあ
そして、ゴッホは、
精神を病んで、療養所へ移るんですが、その庭をかいた絵がすばらしかった。
草木が輝きを放っていて、絵に描く情熱というのは
何であっても変わらないんだなあと
そして、療養所でのくらしをへて、
パリに移り住み
37歳でピストル自殺をして、その生涯を終える。
自分の絵が評価されたのは、死後だったという人生。
本当に短かった一生をかけぬけて行った人って感じます。
その情熱を受け止めて、表現したのがその絵を描くことだったんでしょうね。
ゴッホが画家になるって決心したのが27歳。
っていうことは、約10年でこんな偉業を達成したんですね。
本当にすごい人です。
生きているうちに、評価されていたらと思いますが、
ゴッホのいう
「私は、100年後でも生きているような絵を描きたい」
という強い思いは、そのまま受け継がれて、没後120年たった今でもほんと、
エネルギーを与えてくれました。
メモもとらななったんですが、印象的で、観賞し終わったら、へとへとになってしまいました。
美術展と音楽をあわせるなんて面白いなあと思いましたが、平井堅 の「太陽」が
休憩所で流れてました。。。。こういうのは、日本での展示じゃないと聞けないのでいいですね。
観賞を終えたら、もう夕方でした。
日に照らされた新国立美術館を後にしたのでありました。
とても、2Fに上がるとか、他の常設展示を見るとか、、そこまでの体力はありませんでしたが、
また、いきたい美術館ですね。
さすが、日本!
・・・帰り道、結構遠方からのバスが、お迎えに来てました。福島交通とかもろもろ・・・
そっかあ。地方だとバスに乗って、来る場合もあるんですね。
なるほど。。。せっかく東京に住んでいるので、もう少し、足を延ばして、色々といってみよっかなあ。
そして、、、
帰り道は、UP DOWNのない道があったことにわかり、ずいぶんと楽に帰れました。
大満足の一日でした・・・
おわり
[ぼくは100年後の人々にも、生きているかのごとく見える肖像画を描いてみたい]
ーー1890年6月5日付 ゴッホの手紙よりーー
没後120年
ゴッホ展
こうして私は、ゴッホになった
2010年10月1日(金)-12月20日(月)
開館時間 10:00-18:00 (金曜日は、20:00 入場は、閉館の30分前まで)
休館日 毎週火曜日
*11月23日は、開館。翌24日休館
公式サイト http://www.gogh-ten.jp/tokyo
観覧料 当日 大人 1500円 前売り1300円 団体1200円 大学生 1200円 前売り1000円 団体900円 高校生 800円 前売り600円 団体500円
*中学生以下無料
*10月9日、10日、11日は、高校生無料観賞日
会場 国立新美術館 企画展示室1E
住所 東京都港区六本木7-22-2