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父親とのデート 能鑑賞 [Art]

今日は、会社で能の鑑賞会のチケットが当たったので、父親を誘って、能をみにいってきました。

父は、すでに??歳。実家に帰ってみる姿と外での姿は何だか違って見えました。

とっても小さくなって、年をとった老人でした。

私を見つけると大きく手を振って笑顔を見せる父親の姿にうれしい半面、小さくなったなあと

ちょっと悲しくなりました。

持っているかばんも姿も、なんだかおじいちゃんそっくりで、そうか、もう孫もいるんだしなあと

思い、父親が年をとったことを認識したものでした。

父は、今、能のけいこにいっているので、ある程度、わかるようです。ただ、今回の演目は、宝生会ということで

流派が違うと言ってましたが、なんだか演目の台本みたいなものを神保町で調達し、

それから、水道橋にある能楽堂へ。

父と娘。なんだか不思議な時間でした。

結局私はよくわからなくって、気持ちよく寝てしまい、何のために行ったかわからなかったのですが、

途中であった狂言だけは面白かったなあという感じでした。

最後の演目までは見ないで、帰ることに。

父の時計のバンドがあまりにもぼろぼろだったので、それをかってあげて、ちょっと軽くお茶をして

帰りました。

もうしばらくしたら、もっと立場が逆転するんだろうなあと

ふっと思った今日でした。

うれしかったけど、さみしさを感じた今日でした。

パパ、いつまでも元気でいてね。

あーちゃも元気でいるからね。

大好きだよ。パパ 


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