MHIの社長の言葉 [My Job]
2007.10.14 日経新聞にでていた
航空機の製作に乗り出したMHIの社長の言葉
とても印象的だったので
2012年就航を目指す国産初のジェット旅客機 MRJ(三菱、リージョナル ジェット)
の受注を開始。
来春の事業化にむけて動き出した。
アメリカ プラット アンド ホイットニー社のエンジンを採用
今後20年で1000機の販売をねらう。
総事業費 3000億円超のプロジェクト
「ハイリスク ハイリターンの事業、初期の投資負担が重く、最初の4-5年は大赤字を覚悟。
たとえ成功してもボーイングの売上高営業利益率10%を越えないだろう、
しかし、長期的に収益面で貢献する。」
と、将来の見通しを立てていること。そして、
失敗したときの損失についても
「70機ぐらい作って、撤退するのが最悪のケース。そのときの損失も計算しているが、2000億台までの赤字なら事業化する。」
と最悪のケースも考えていることやどこまでの数字なら、やるのかやらないのかという判断が明確であること。
そして、
事業毎に
「原発は、30年単位の長い投資回収期間」
「太陽電池パネルは、半導体と同じで、一挙に投資し、3年で回収する」
というように事業毎の投資判断やスピード感をもっていることに感心した。
なるほど。そうそう
最悪のシナリオを常に描き、
そうなった場合はどうするかも含めて思い描いておけば怖いことは少なくなる。
うちのTOPもなあ・・・
と思いつつ、自分がこういうことができるようになれるように
小さい仕事から、こういう風に考える癖を付けるのは、おもしろい考え方かもと思うのでした。。
MHI社長
佃(つくだ) 和夫
1968年MHI入社 99年に取締役
03年6月から社長。 64歳
やっぱり社長になるのは難しい・・・。
by Baldhead1010 (2007-10-29 07:30)