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公共工事 [Dialy]

公共工事のお金の決め方ってなんなんでしょう。

ちょっと疑問に思います。

土木工事のようなものは、設計書発注といって、すべて使う材料が明記されています。

そして、それぞれの材料に対して、お金が決まっています。

それが「積算単価」です。

あらかじめ、積算した価格に対して、メーカに対して入札を行うのですが、

価格というのは、建設物価という世の中の物の価格を参考に決めていきます。

ということは、材料が決まっていて、物の価格が決まっているのに入札をするというのに疑問があります。

どこで、メーカは、入札するお金を決めるのでしょうか?

人件費?つまり社員の給料を下げれば、安くとれると言うことでしょうか?

公共工事の不思議な所に、

「内訳書」といわれる書類に書いてある数量を下回ってはいけないが、

上回る分には、いっこうにかまわないということがあります。

「内訳書」にかいてある数量で入札を行っているのですから、上回る分については、サービス工事になります。

このサービス工事分というのを役所は、払わないのが通常です。

それっておかしいですよねえ?

5個で100円のものをかって、支払いを済ませた後で、また、新たに100円のものをみて、おいしそうだったから、これは、ただでもらうねというようなことを平気でします。

理由は、

「だって、お金持ってないんだもん」

と。

子供じゃないんだし、お金がなかったら買えません。

また、もともとの仕様にいれるべきものを忘れてしまう場合があります。

そうすると仕様書発注ですから、抜けてしまっているのですから、その分をいれる追加する必要がでてきます。

しかし、追加して、お金をもっとくれるところは、滅多にありません。

そうすると公共工事を受注するときは、サービス工事の分も含めて、予算を入れないととうてい、利益=社員の給料がでません。

また、物の価格が乗っている建設物価ですが、これには、あくまでも通常価格でオプションを付けた値段ではありません。

では、何がオプションになるのか?

・標準じゃない塗装

・標準じゃないボルト(SSがSUSとか)

・立会検査などの検査費用

などがあります。

塗装については、わかりやすいと思いますが、この車は、このカタログの中の色からえらんでくださいねというのが、あります。

その中からえらぶとただですが、それ以外から選ぶことは、ふつう出来ません。

けど、公共工事は、よく特殊な仕様があります。

それは、建設物価にない仕様になります。ラインで流せる仕事ではなくなるのです。

そうしたときの金額は、ラインから外れるだけで、かなり高い価格になっていまいます。

それを理解している方は、いるのでしょうか?

立会検査、民間同士で立会検査をしているところは、あまりないかと思います。

お役人は、とにかく検査が大好きです。

メーカの工場に行って、検査をする。

何をするか?

寸法を測ったり、工場でやった検査をもう一度やったりとかします。

どうして、こんなことが必要なのか私は、理解できません。

車を買うときに、組み立て終わってから、工場に検査しに行きますか?

もちろん、公共工事には、貸し担保期間がありますから、3ヶ月点検、6ヶ月点検のように常に点検をしますし、

試運転期間というものがあって、その間に


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