適応障害

先日、会社の知り合いの人が、適応障害になった。

雅子妃と同じ病気だ。

うつ病とは、違うけど、環境の変化とかでなってしまうそうだ。

その人は、この４月から、移動になった。

若い頃、うちの会社に勤めていたけど、結婚とともにやめ、

旦那さんを早く亡くし、生活のため、うちの会社に再度就職した。

（そういうのって結構多いのよね。。）

もう、５０代も前半。

定年までは、あと７年ぐらいあるけど、たぶん、定年まで働くつもりなんだろうなと言う元気な人だった。

いつも明るくおもしろくしていたのだけれど、この春の移動で違う支店にいくことになった。

一応、家からも通えるところなのだけど、その人にとって、環境の変化は相当なすとれすだったようだ。

彼女は、パソコンができない。

それに、会社の中のシステムを今まで使わない出来たのに、色々と使わざるを得ない状況になってしまって、とっても苦労をしたみたいだ。

周りの人に聞くのも、なかなか大変だったのだろう。。

友達もいない。こじんまりとした支店。

いっそのこと、３人ぐらいのもっとこじんまりしていた方が、良かったのだろうけど半端に大きい。

ちょっとしたことが気になるようになっていった。

わからないことがあるから、もといた事務所にも会社が終わってから通って、色々と教えてもらったりもしていた。

とってもがんばったんだと思う。

だけど、彼女には、環境の変化がきつすぎた。

６月になり、、とうとう会社にいけなくなってしまった。

それから、２ヶ月。病院に通って、なんとか、今また、もといた所に戻って

リハビリ中。

久しぶりにあったその顔は、昔と変わってしまっていた。

やせていて、なんだか、つらそうだった。

私にできるのは、

「がんばんなくていいよ」

「会社にくるだけすごいよ」

って声をかけることだけ。

負担にならないように。。。。

壊れてしまってからだとなかなか取り返しがつかないんだということを

まざまざと見た気がした。

自分が思い悩み、うつうつとしてするのは、まだ、この手前なのかも。

その前に、ずる休みをしたり、ここに愚痴をかいたりして、発散できているうちは、まだ、いいのかもしれない。。。

どうか、周りの人が、彼女を温かく見守ってあげられますように。

 

会社で、お茶室というところがあるのだけれど、そこで、

５０代ぐらいに女性の人に

「甘えていいんだよ」って言われたら、私自身

涙が出てきてしまった。

特に何があったわけじゃないけれど、

甘えたくなるんだよね。

いくつになっても、甘ったれは、卒業できそうにないです。

コメント 2

環境って本当に大事ですよね、一人一人が空気を創っていかなきゃならないし。そこに無理に合わせようとするからおかしくなっちゃうんでしょうね(^^ゞ
by フェズ (2005-09-14 22:08) 

環境って、ほんとねえ。。
自分も環境を作っている一員でもあるし。
色々考えちゃいます。
by あーちゃ (2005-09-20 21:27)