1年を振り返って [一年の計と抱負]
ふと、
この1年を振り返ってみて、
冷静に色々と考えることが出来ました。
私の何が悪かったのか、一体どうすることが大切なことなのか。
部署を色々と移動して思ったのは、一番大切なのは、コミュニケーション。
人を思いやる気持ちだということに改めて、気が付きました。
会社生活、仕事をまじめにやろうとすればするほど、自分だけの世界に
入ってしまって、その仕事を全うすること、そのためには、
色んな事を犠牲にしてやるもののような間違った考え方でいたことに
改めて気が付かされました。
「一生懸命にやりすぎるなよ」という言葉。
「走っている人間には、まわりの人間がみえてこない」
といった言葉の真の意味をわからせるために必要な時間だったんだなと
思いました。
対客先にたいしては、すこぶる評判がいいけれど、社内では、あいつは、
調子がいいやつと言う言葉が聞こえてくると言うことは、
私の一緒に働いている人に対する気配りが足りないことの現れだったと思います。
部署が代わり、1から、わからないことだらけ。
何から何まで知らない中で人に聞かないとできないことだらけの環境に
久しぶりにきて、
他の人の貴重な時間を割いて、色んな事を教えてもらって、
改めて、他人との関係の大切さを教えてもらいました。
会社生活の中で、自分の希望と違ったことをやることは、ものすごく
難儀なことです。
もともと、好き嫌いの激しい性格の上、好きになったことは、とことんやるけれど
嫌いなことは、やらないし、嫌いな物に対して、批判的になる性格の私にとって、
この1年は、とてもつらい1年でした。
希望に添ったことをやることは、もともとやる気のある上での話ですが、
全く寝耳に水的なことは、なかなかとっかかることが、できません。
人間、興味のないことに興味をむけさせることっていうのは、難しいんですね。
でも、そこでも、仕事という以上、やっていかなければなりません。
やっていくためには、どんなことであれ、そこにいる人たちとうまく関係を作っていかなければ、一人では、どうすることもできません。
もし、私が、何でも知っているくらい、わかっている人間だったらそんなことはないのでしょうが、
そんな人間ではないこともよくわかっています。
入社してから一番来たくなかったところに行って、やらなければいけないなんて、地獄のような日々でした。
それについて、どれほど、呪ったことでしょうか。
それに対して、周りの人たちが、どれだけ私に対して、時間を割いて、色んな事をしてくれたのか、語り尽くせないことだと思います。
私は、本当に恵まれて居るんだなあと感じました。
ここの部署にいた1年間は、会社の目指す方針と自分のやりたいことと
全く違う一年でした。
なので、部署を移動することは、とてもうれしいことでもあります。
でも、仕事も大事ですが、それよりも、もっと大事なことは、
まわりのみなさんがいるおかげで、自分がなりたっていること。
それを決して忘れてはいけないよ
とそんなことを学ぶための1年間だったと思っています。
小生意気に、みなさんにとって、色々とイヤなことをいってしまい傷つけてしまったかも知れません。
もっと素直に他人に対して、常に敬意をもちつつも、自分の思う疑問をぶつけていける
そんな風にやれるようになるには、まだまだほど遠い道のりのような気がします。
これから先も、色んな人々の助けを借りない限り、自分は、何もできない人間です。
ココロから、みなさんに
「色々とありがとうございました」と
引継の電話をしているときに思いました。
そんな風に思えたことに感謝をしています。
ほんと、色んな事を経験しないと私って、わかんないんですね。
常識的なことをわかるようになるまで、まだまだ、時間がかかることでしょう。
これからも、よろしくお願いします。
最近好きな言葉は
「実るほど頭をたれる稲穂かな」なんです。
上手く行かないことを回りのせいにしている自分に
気が付いた時に聴いた言葉です。
一人で仕事をしているわけではないっていうところ
周りがあるから出来ているんだっていうところを
忘れてはいけませんよね。
うんうん。。。
by たー助 (2006-05-27 23:50)
>たー助さん
ほんとですね。周りがあるから、出来ているんです物ね。
by あーちゃ (2006-07-12 09:33)