ボリビア最後 [ -Bolivia]
さて、遺跡のあるところから、ラパスに戻り、宿へ行くときに、怖いことが起きました。
ラパスは、治安が悪いことで有名なので、現地の人も用心しています。
我々は、4人。だけど大きなスーツケースが2個ある。
先頭に、ローカルの友人→私の友人→私→旦那
という順序で並んで、ホテル近くのバス停より、ホテルを目指して、小走りで歩いていました。
その時突然、
旦那のリュックサックが切られました。
そこにはなんと、お財布があったんです。
いつでも取り出せるようにと、彼は、外側に入れておいたのです。私も今の今まで、彼のリュックを気にしたこともなかったので、知らなかったのですが、旅行も終盤。彼のパンパンに荷物が入ったリュックに、
まさに、「ここに財布あり」といっているようなものでした。
でもって、列の一番最後。
ラパスの強盗が狙うのに、ぴったり。
切られてすぐに、追いかけましたが、もちろん追いつけるわけもなく、そのまま逃走。。。
宿について、すっかりしょぼんとしている彼。
まずは、クレジットカードの利用の停止やなんだかんだとやって、
もう、ボリビア最後の日は、何もする気がおきませんでした。
夜の観光に行くか?と聞かれても、いや。。という言葉しか出てこない。
ホテルは、共同のシャワーとトイレがあるだけ。
・・私と彼は、疲れ切っていました。
友人は、外に出かけて行きました。
もってきてあったガムテープでとりあえずリュックの応急処置。
ここで、緊張が解けちゃったのかな。。
朝のフライトだったので、その後、多分タクシーで空港へ。
そして、友人のいるボリビアを後にしました。
旅の最後で、こんなことになるなんて、思いもよらず。
帰りは、マイアミで1泊です。マイアミで一旦入国審査をするのですが、聞こえてくるのはほとんどスペイン語。
まだまだ、英語圏にはならないですね。
マイアミも危ないと聞いていたので、空港内のホテルを予約してありました。
そこで、やっと久しぶりにまともなベットとバスタブに浸かれました。まあ、その水がすごい汚くなったのは、言わずもがなでしたが。
そして、
フカフカのベットに寝て、マイアミの後は、ロサンゼルス経由の成田です。
なんか、この写真をみると、飛行機好きの方なら、色々とおもうところがあったりするのかな?
ロスについたら、日本語の表示!わお☆ 日本人もいっぱいいる!!
もう、半分日本に帰ってきたみたいな感覚でした。
でも、彼は、疲れがどっとでたらしく、「寒い」を連発。(マイアミからのフライトの時からでしたが)
私が
機内持ち込みにしていたダウンジャケットを着こみ、しょぼんとしてる。
売店でポカリっぽい飲み物を探して、買ったりして。。いやはやかわいそうになあ。。。
さて、やっと帰国って感じです。
機内食もなかなかおいしかったです。
最後の最後で、トラブルに巻き込まれちゃったけど、命は無事だったし、日本に帰ってこれて何よりです。
・・・まあ、ちょっと彼には申し訳なかったなあ。今まで私といった海外旅行は、リゾート地だったし、
移動もないし、同じホテルにずっと滞在ののんびり系。こういう経験なんてしてなかったしな。。
それと、もう、こんな貧乏旅行は無理だなあと思った次第でした。
*この後、彼女が、家族をボリビアに呼ぶ機会があったのですが、タクシーを借り切って、色々と移動してみて回ったそうです。うん。それが一番楽ですね。
さー、やっとボリビア旅行記が終わりました。
次は、どれに手を付けようかな。