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シンプルに生きていこうかな [Book]


年収150万円で僕らは自由に生きていく (星海社新書)

年収150万円で僕らは自由に生きていく (星海社新書)

  • 作者: イケダ ハヤト
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/11/22
  • メディア: 新書
 
 
 
 
 
 
本の題名と私の思ったことはちょっと違うけど、
 
この本には、思っていたことが書いてあって、とっても頭の中をすっきりさせることができました。
 
年収と幸せって比例するものじゃない。
 
忙しい仕事をしているからと言って、それが、身を削っているだけじゃなかろうか?
 
自分の自由や時間があってこそ、生きている意味をみいだせるのかなあと
 
・・・うつ病を発症してからも、また前職の元の職場に戻り、3年もたつというのに、
 
やはり、私は根っからのこの仕事が好きなようです。
 
というよりも、私が本当にしたいこと。
 
世界中の人に安全と幸せを 自分が作るプラントを通して、届けたい
 
という夢があるから・
 
その途方のない夢に向かっての一歩一歩だと思うと、それは、嫌なこともたくさんあるけど、
 
こうして、毎日会社に通う気持ちになるようです。
 
東南アジアでは、下水は、ほとんど普及していないってみなさん、ご存知ですか?
 
水が飲めないということを知っている人がいても、
 
ホテルは、水洗だし、え?っと思う人もいるかも・
 
植民地化された国では、 そのヨーロッパの人たちは、下水道管は、整備しました。昔のローマのように。
 
だけど、管を整備しただけで、その水を川に持って行くだけ。
 
さらにいうと、管が細すぎて、今の人口では、とても飲み込めず、詰まってしまうから、紙も捨てられないトイレもたくさん
 
みてきました。
 
そして、そのあとに流れ出る先の川の臭いこと。。腐敗臭がするところがあります。
 
ダイビングもしますが、大陸から離れている孤島のほうが、海がきれいなことが多く、
 
なんとまあ、濁った海が多いことか。。。。
 
日本の川もまだまだ黒く汚いですが、実際に、発展途上国に行くとまだまだです。
 
水は、いろんなものを溶解し、そして、病気の媒体もしてしまうのです。
 
いい面もあり、悪い面もある。
 
そんなことで、この仕事、辞めたいとは思ったことはありません。
 
が、病気をしてからは、少し考え方がかわりました。
 
それは、「働く」が中心だったのが、「自分の自由や楽しみや時間」をもっと増やそう そして、
 
他にやりたいことを探してみようということでした。
 
以前から、友人に、「あーちゃは、先生が向いているよね」 といわれていたことや
 
学校の勉強がつまらないって言っている子が、いて、
 
実は、社会に出てからも役に立つし、すっごく本当は大事なことをたくさん習っていて、面白いんだよ
 
っていうことを伝えたくって、
 
そして、、、、子供がいないけど、子供が好き
 
子供と遊んでいたいという思い
 
料理をする楽しさ
 
植物や動物と触れ合う楽しさ
 
を知ってほしい。
 
なーんていう自己満足以外の何物でもないけど、、そういう自分でいられる時間を持つことで、
 
なんだか、自由になれました。
 
まず、自宅を快適にしたことで、毎日家にいるのが楽しくなりました。どんなインテリアがいいかな。どういう植物を植えようかな。
 
育てているとたくさんの発見があり、収穫できるものは楽しいし、失敗しながら、育てるのが上達していくのが楽しかったり
 
そして、近所の子たちに我が家を解放したこと。
 
猫と遊びたい っていっていた女の子の要望をかなえるべく、我が家に呼んだことから、はじまりました。
 
猫と遊んで、おやつを食べて、シンセサイザーで遊んだりして帰る
 
そしたら、その子が友人も連れてきて、
 
なんだか ちっちゃな小学生との女子会
 
家が快適になってきたら料理も楽しくなってきて、ホームパーティーが増えたこと増えたこと。
 
レパートリーを増やすのも楽しかったり、chikumaruさんから、バクテーの作り方を習ったところからのスタートだったかなあ?
 
友人が、私の作るブイヤベースが好きで、食べに来たりとか、
 
そんな少人数のものから、やるようになって、今では、毎月1~2回は、ホームパーティー
 
外での食事や飲み会もめっきり減りました。
 
お金も使わないし、ゆっくりできるし楽しいし、なんといっても自分の大好きな家ですから、帰る必要もないし、
 
快適そのもの
 
そして、去年の秋から、甥っ子に英語を教えることに。
 
最初は、近所の子にも教えるにも、気合が入りすぎていたところがあったのですが、
 
あれやこれやと甥っ子に興味をもたせる戦術が成功したのか、今は、自主的に我が家に毎週来て、
 
英語の勉強やほかの科目ももくもくと勉強しています。
 
だんだんとわかってきたから、面白いと。
 
小学生にも合わせて教えてますが、やっぱりどっちかというと どんな風にしたら、彼女たちが興味を持つか?
 
が大前提。
 
実際の英語に触れてみたり、できた!を体験させたり、はやりの映画の英語字幕なしで聞きとらせたりして
 
あ、私だって、わかるじゃん
 
っていう体験がいいみたい。
 
そういうことを積み重ねていくとどんどんと、好きになっていくという好循環。
 
勉強が好きっていえるって、なんだか嬉しくなっちゃいます。
 
好きになってくれたら、もう簡単。私の手を離れて、黙々とみんなで勉強。たまにチェックを入れるぐらい。
 
みんなで英語の早口言葉を練習したり、私自身も楽しんで勉強ができます。
 
知らないことを知れる、できないことができるようになる喜びを味わってもらいたい
 
そんな気持ちが通じる週末は、彼女や彼らの喜びやうれしそうな顔をみるのが好きだから、みたいからやっているようなもの
 
ついでに教えている甥っ子への料理も、どんどん上達していって、自分が作る料理がおいしいことや達成感、
 
など、料理には段取りもいるし、それなりに考えるようで、楽しいみたい。
 
食べることって人間には必要なことだから、それをする行為ができる、食べたいものが自分で作れる能力って
 
あって損じゃないし、おいしいっていってくれる人の笑顔をみるのは、最高だし、
 
ああ、自分って幸せだなー と思うのです。
 
勉強をなんで、あーちゃは、ボランティアで教えてるの?大変じゃない?
 
っていわれたのだけど、全然違うのです。
 
仕事以外に自分の生きがいがあって、楽しみがある。
 
そして、mixi、ブログやツイッターでのコミュニティー、FBでのつながり
 
など、楽しいことがたくさんです。
 
FBは、基本的に英語で書いているので、海外の友人との共通認識やコミュニケーションのため。
 
それは、昔の日本でいう村社会なのかも。
 
でも、自分は、こうだ ってさらけだすことで、生まれる絆の楽しさ
 
高級レストランで食べる1杯 1500円のボルシチより、 10人分を1500円で作れる自前のボルシチの方がずっとおいしいと感じるし、
 
リーズナブルに生きていると思います。
 
お金を使うところ、使わないところ、自分の時間を使うところとと使わないところ、
 
この著者の話は、私のレベルを超えて、究極まで話してますが、
 
基本は、同じだなあと思いました。
 
老後の心配ももちろんあります。もっと貯金しておかなくてもいいのか?子供もいないのにみとってくれないんじゃないか?
 
歩けなくなったらどうする?
 
など、不安な面もたくさんあります。
 
だけど、今、自分が無償で提供しているとなぜか、善意の優しさが帰ってくるんです。
 
風邪をひいて動けなかったら、何か作って持っていこうか?と言ってくれる隣人がいて、
 
愚痴をこぼしたら、なぐさめてくれるブログ仲間もいて、
 
なんだか、ひとりじゃないと思えるのです。
 
お金だけじゃない幸せを今は手に入れているような気がします。
 
自分の生活が豊かかどうかは、本人の認識次第なんじゃないかなあと思います。
 
人と比べて相対価値でみたら、私は普通でしょう。
 
だけど、絶対価値は、自分の中にあり、それを考えたら、私は豊かだと思います。幸せです。
 
たとえ、病院に月に1度通い、鬱の薬や睡眠薬をもらっていても。
 
 与えることで帰ってくる与えられるものの価値の大きさは、お金で買えません。
 
そんなことを改めて実感できた本でした。
 
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もちろん、この二人の存在+相方 も 私の幸せの必須要素です。 
 
 


タグ:幸せ 価値観
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