嫌われ松子の一生 [Book]
コミカルな映画と思っていたら、こんなに、悲惨な人生のお話と
最初の半分は、あまりに悲惨すぎて、読み飛ばしてしまった。
人生、ここまで落ちてしまうのか。。。
彼女にかけていたのは、なんだったんだろう。
自分の意志?目標?
男に対して、弱すぎるというか依存しすぎてしまうところ?
友人同士で仲良くしていても、彼氏が出来たとたんに
または、彼女が出来たとたんに
人が変わったかのように一緒に遊ばなくなってしまう人は、たくさんいる。
松子もその一人。
誰にでも、そういう面がある。
それが、強いか弱いか
それだけのことのような気がする。
いつだって、どう転ぶかわからない。
けど、それを選択しているのは、常に自分なのだ。
彼女の晩年の10年は、それに気が付かないまま、ただただ、人生を送って
しまったあらわれなのだろうか。
でも、これって、彼女にだけ言える話なのかな。
自分にも松子に似たところがあるのではないかと、我が身をふっと思ってしまう。
反面教師
もう一度、きちんと自分の人生を見つめ直す薬になるかもしれません。
松子は、自分自身をきれいだと思っていません。自分は、魅力のない女性だと本の中で言っています。
まわりの人の評価では、松子のようにきれいな女性はいないと
みんなのあこがれだと言っています。
自分自身をみつめて、もっと自分に優しかったら、こんなことも無かったのかも知れません。
女性としての魅力が全くない人は、いないでしょう。
こんにちは。私も最近この本を読みました。
たしかにここまで落ちていくのかというかんじでした、まだ甥が成長してくれたのがよかったですが。映画の方はなんかミュージカル調らしいですね~
TBさせてください。
by (2006-09-03 11:32)