SSブログ

きみに読む物語 [Movie・TV]

きみに読む物語 スタンダード・エディション

きみに読む物語 スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/09/23
  • メディア: DVD

  • この小説をやっと図書館から借りられて、読みました。
  • 映画は、かなりリメイクされて彼女の母親の恋愛までも描かれていたけれど
  • 小説は素直。実は、実際の話だったとか。。。
  • ここまで、愛されている彼女がほんといとおしい。
  • アルツハイマーって本当に悲しい病気ですね。
  • 愛し合っていることさえも忘れてしまうなんて・・・
  • この話の続編もあると書いてありました。ちょっと読んでみようかな。
  • 2005.4.19のコメント
  • 久しぶりに映画を見に行ってきた。
とっても、とってもべたな、映画だったけど、なんだか自然と涙がでてきた。
彼の彼女をずっとみつめる瞳と一途さに、とっても感動してしまった。
痴呆症になってしまったうちのおじいちゃんのことも思い出した。
・・・私のおじいちゃんは、とても行動的な私たち孫がとっても大好きな人だった。
保育園へ私と妹をつれていってくれたおじいちゃん。バイクに乗せて、大変だったろうに。
小学校の頃、遠い友達に会うのに、おじいちゃんは、電車を乗り継いで一緒に付いてくれた。
色んなところで、おじいちゃんは、いつも一緒にいてくれた。
そんなおじいちゃんは、だんだん、だんだんとぼけていってしまった。
お盆やお正月の親戚周りもあーちゃが、車を運転しておじいちゃんといっていたけど、
ある時から、おじいちゃん、道がわからなくなってしまったの。
親戚のおうちに行くと、ふつうになるのだけど、
そうやって、いつの頃からか、この世から、どこかへ行ってしまったの。
決定的だったのは、おじいちゃんが、散歩から帰ってこれなくなり、警察に捜索願をだしたのね。
そしたら、うちから10kぐらい離れた大きな国道の真ん中でうずくまっていたところを、発見されたんだって。
ほんと、ご飯を食べたことも、あーちゃのことも、何もかもおじいちゃんは、忘れちゃって、徘徊もひどくて大変だった。
そんなとき、夕飯をいつものように食べていたら、おじいちゃんたら、
あーちゃが友達を連れてきたのがうれしかったみたいで、
昔のおじいちゃんに戻っていた。
「オレは、もう、ぼけちゃったかい?}
「うん。おじいちゃんは、ぼけちゃったよ。」
「そうかい。。みんなに迷惑かけてすまないな。。。。」
 
って、その一言が、おじいちゃんの正気の最後の一言だった。
 
それからは、いつものように、夢の中を行ったり来たり。
昔のことだけ覚えている。おじいちゃんだった。
今は、もう、おじいちゃんは、いないけど、
こういう物語を読んであげられれば、もしかしたら、おじいちゃんが
正気に戻るときもあったのかな。。。
おじいちゃん、大好きだった。
帰ってきて、ほしいよお。
会いたいよお。
絵を描いたり、旅行をしたり、
もっともっとおじいちゃんに恩返ししたかった。
おじいちゃん、ごめんね。
 

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

疲れている私は花粉って、 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。